永遠の傷跡~すべては弱い心から~




「うるさいなぁ、騒ぐなよ!」


と、香織が私の頬をぶった。


私は何も言えなくなってしまい、力ずくで押し込まれた。


その瞬間、ドタッと中でこけてしまった。


中は真っ暗で、置いている物も古そうでいろんなところにクモの巣がはっている。


 こんなところに閉じ込める気!?


「い、いや……いや!」


私は立ち上がって倉庫から出ようとした。


「おっと出さないからね!あんたは今日1日、この中で過ごすのよ!」


 そんな……!


 こんなところで1日!?


 そんなの……そんなの嫌!!