永遠の傷跡~すべては弱い心から~




「きゃははははは!!いい気味!これよこれ!!たのしーい!」


未歩の笑い声が耳に響く。


クラスの人たちも、私の姿を見て声を出して笑っていた。


 もう、いや。


 こんなの。


 バカバカしい。


 どうしてみんな、私を責めるの。


 どうしてみんな、笑っていられるの。


 どうして誰も……助けてくれないの。