新しいクラスの雰囲気は別に普通で、特に目立つ人もいなく、見た目的にも悪そうな人はいなかった。
新しくなった担任の先生もいい人そうだし、とりあえず安心した。
初めてのクラスで、担任の先生からの話を聞き終わったら、この日はもう解散だった。
「柚希ー!一緒に帰ろー!」
「帰ろ帰ろーっ!」
未歩が駆け寄ってきてくれた。
私と未歩は、1年の頃からいつも一緒で、いつも一緒に帰っていた。
帰りはクラス替えの話をして盛り上がっていた。
この日は学校にいた時間は短かかったけれど、私たちの思ったことや感じたことはとても大きくて、話をせずにはいられない。
むしろ話したいことがたくさんある。
聞いてほしいし、聞きたい。
大好きな友達との話は、どんなに些細なことでも楽しいものだ。
本当、未歩といると楽しいし、毎日笑える。
気が合うし、共感し合えるところもたくさんある。
お腹を抱えて笑えるのは、未歩といるから。
これからも、ずっと仲良しでいたい。
ううん仲良くいられる。
そう信じてる。

