2組の前では女子が集まっていて、みんな楽しそうに話していた。
もしかして、次同じクラスの人たちかな?
私と未歩もそこに加わろうと話しかけに行く。
もともと別のクラスだけど、話したことがある人もいたので、私も未歩もグループの中には入りやすかった。
「もしかして、みんな2組?」
未歩がみんなに聞いた。
「そーだよーっ!未歩ちゃんたちも?」
「ホントにぃー!あたしもだよー!よろしくー!」
「わーっ、よろしくねー!!」
5、6人のうちの女子の中の一人が、未歩と盛り上がっていた。
廊下ではしゃぐ未歩たちに負けないくらい、他のクラスの人たちも盛り上がっている。
私は、2組だと聞いた女子の中の一人に話しかけられた。

