永遠の傷跡~すべては弱い心から~




 2ヶ月くらいが経って。


私たち3人は、変わりない日常を送っていた。


毎日一緒で毎日いっぱい話した。


香織は、私と未歩が仲良いくらい私たちと仲良くなって、私たち3人は親友のような関係になった。


なんでも話せて、ありのままの自分を出せる。


3人にとって、居心地のいい場所になっていた。


「ずっと友達だよ」


「何があっても味方だよ」


「絶対に裏切ったりしないよ」


それが、私たちがよく言っていた言葉だった。


特に、香織が一番よく言っていた。


「あたしたち友達なんだから、味方に決まってるじゃん!あたしは2人のこと、絶対に裏切らないからね!」


香織からその言葉を聞くと、私と未歩は笑顔になっていた。


何か少し不安なことがあったり、他の女子の喧嘩を見かけたりする時とか、特に香織は言っていた。


私は、安心していたし、うれしかったんだ。


そうやって3人で支え合っている感じで、すごくすごく、勇気をもらえていたから。