永遠の傷跡~すべては弱い心から~




 私と……似てる。


 でも……2年も?


 そんなに耐えてきたなんて……どんな気持ちだったのかな。


「ううん、私も、ここに閉じ込められてよかったかなーって思ったよ。


 ……つらかったよね。


 私だったら耐えられないと思う。


 アイちゃんは、強いね。


 ずっと……苦しかったよね。


 悔しくて、苦しくて……どうしたらいいかなんてわからないよね。


 それなのに、ひとりで闘ってきたなんてすごいよ。」


本当に、心の底からすごいと思う。


私には耐えられない。


今の状況が2年も続くなんて考えられない。


考えたくもない。


アイちゃんは、どんな気持ちでここまで耐えてきたのかな。


ずっとひとりで、泣いていたのかな。


「ゆずきちゃん……ありがとう。」


アイちゃんは、少し泣きそうな声でそう言った。


私たちは、この倉庫に閉じ込められて初めて出会った。


そして私たちには共通点があって、話も合って、一緒にいるだけで落ち着けて安心できた。


もう一度……人を信用してみようと強く思えた。


『信用することはバカなことなんかじゃない』


アイちゃんが、そう教えてくれたから。