永遠の傷跡~すべては弱い心から~




私が話し終えると、アイちゃんは私に声をかけずらくなってしまったようで、しばらく沈黙状態が続いていた。


そして、アイちゃんが口を開いた。


「……そんなことないよ。」


ゆっくりと響いたアイちゃんの声。


「え?」


私はアイちゃんの方を見た。


「人を信用するのって……いいことだよ。


 バカなんかじゃないよ。


 信用してたってことは、それくらいその人のことを好きだったってことだと思うの。


 だから、ゆずきちゃんは、未歩ちゃん……だっけ、


 未歩ちゃんたちのこと好きだったし、信用していたのに向こうは裏切るなんてひどい。


 好きじゃないと信用できないのに。


 あっちは簡単に裏切るなんて……ひどすぎる。


 人の気持ちを踏みにじるなんて。」


 わかってくれるの?


 私の気持ち……。


 信用したことは、バカじゃなかった……?


 信用しても……おかしくなかった……。


 私は未歩が……好きだったから。


 友達が……大好きだったから。