「少しでも逆らうと何されるか分かるよね~」
二人はニヤニヤしていた。
また私は頷く。
どうせ逆らったら仲間呼んで虐めでもするんだろう。
まぁ今の時点で虐めと思うけど…。
「あっ!あとさぁ、コンビニ言ったら欲しい雑誌があるんだけど~」
「はい」
私は敬語を使った。
「まじウケ。コンビニに~agehaって雑誌あるから買っとけ」
態度があからかさまになった東宮。
頷いた。
「頷くだけじゃないでしょ?かしこまりました、徳城様、東宮様って。ちなみに土下座風によろしく」
徳城め。お前がやればいいのに…。
なんで私が土下座しなきゃいけねぇんだよ。
あ~もストレス溜まる。

