春夏秋冬キミがいた

「1年のバスケ部に楓くんっているじゃん?私達と同じ中学の。」

「あぁ、昼休み来てたチャラ男か。あれがどうかした?」

「…………告白された。」

告白されたと言った瞬間、海斗はつまずいて転びそうになった。

「それ、マジで?」

「うん。マジ。」

「……そっかぁ。」

しばらく海斗は、黙ったままだった。
しばらくして、海斗が口を開いた。