春夏秋冬キミがいた

な、7分も私の後ろに立ってたの!?
全然、気がつかなかった…。

「なにボーッとしてんだよ。帰るぞ。」

「うん。」

……

校門を出て、海斗と並んで歩いていると、しばらくしてから海斗が突然、私の頭を叩いた。

「痛!!何でいきなり叩くの!!」