春夏秋冬キミがいた

廊下を走って、階段をかけ下りて、昇降口につくと急いで靴を履き替えて。

私はそのまま、息を切らせながら走って家に帰った。

家につくと、まだ両親は仕事から帰ってない。
鍵を開けて勢いよくドアを開けて、飛び込むように家に入る。

靴も履き替えずに、玄関にしゃがみこむ。
涙が大量に溢れてくる。

誰もいない家に、私の泣き声だけが響く。

どうしてこんなに涙が出るのか分からない。
悲しくて泣いてるのか、悔しくて泣いてるのかも分からない。