私達ゎなんとか学校までたどりついた。 でも…… キンコンカンコン 「…………」 チャイムが鳴った時、私達ゎまだ下駄箱にいた。 「龍馬…ご…ごめんね…」 龍馬が怒ってないか確かめるため顔を除くと…。 「まぁ、間に合わないだろうな。普通に考えて、お前の家から15分でここまで来れたのが奇跡だろ(笑)」 お、お、怒ってなかった。 「なんだか、今日の龍馬優しいね」 「は?」 あ、あ、あれ…さっきまでなかった眉間のしわが……。 「りゅ、龍馬怒った?」