?「おぉー!きたきた!!」









?「随分と遅かったですね」













学校に着くと、4人の奴らにこう言われた。





正直、お袋たちのせいなのに…





なんにしろあんなこと言われたからな…









ーーーーー……数時間前









緑「兼ちゃん、今日ちょっとお父さんと遅くなるわね?」







兼「は?なんで??」





秀樹「少し人探しだ、組のな」






兼「誰探してんの?」








俺が言ったこの人かとは、俺が知っては、いけないヤツなのか、


2人共黙り込む。








なんだ?







言っちゃいけないのか?











兼「……なんで黙り込んでんだよ。」












兼「お袋も一緒に探す感じだろ?親父と、お袋だけ知ってて俺知らないってどういうことだよ…








俺も時期組長になる日が、くるっつーのに俺も一緒に探せないってどういうことだよ!






なんか俺に隠してることでも有るのかよ!」







頭に、血が昇って思わずデカイ声だしちまった












それにしてもなんで、俺に知らないとこで人探しだ?





意味わかんないんだけど……







そんな俺をよそに、お袋は、








緑「時期が来たら、兼ちゃんにも話すわ。」






秀樹「そういうことだ……」