アナウンサー「羽田社長は、実は黒の組織で…」




TVのアナウンサーが、部屋に響いている間、


1本の電話がきた…………






ピロピロリーンピロピロリーン





?「っうぁ!………ったく…誰だょこんな朝から…」




私はそう言って携帯のディスプレーを、みた。



なんだ、蓮か。どうしたんだろ



通話を押した。






?「もしもし」




蓮「昨夜は、ご苦労」




それかよ…もう寝たいんだけど…



?「それだけ?」




蓮「いやー……言いにくいんだけどさ?」


?「何……早く要件済まして」


蓮「そんな焦るな亜衣蘭、言うから」



焦ってないんだけど……唯寝たいだけなんだけど…



亜衣蘭「で?」



いちいちむかつくな、早く済まして寝たいんだけど…





蓮「明後日、学校に転校して欲しいんだけど…やっぱ、駄目かな?」



なんて、弱音吐いて最後に可愛い声出しあがって……




てか、








亜衣蘭「なんで?」










蓮「お前まだ17だろ?2年だけ!頼む!」








亜衣蘭「だからなんで?」






なんで2年も?なら行かなくていいじゃん。



そもそも、なんで学校なんかというところに?