いつも戻ってくる場所はここだ


ある通りの角にある小さな公園

その奥の木の下でかすかな記憶をたどる

あの日からずっとあの人のことが忘れられない


今もどこかにいるのだろうか

私のことを少しでも覚えているのだろうか

『また、どこかで会おうね』

そう笑ったあの人はまた現れてくれるだろうか