朝、ベットの上で目覚めた私は辺りを見渡す。



ここは……クラウスの部屋…?



私は体を起こしクラウスの姿を探す。



いない…
もう起きてるのかな…?




リビングに行く為に布団から出ようとすると、昨日着ていた服と違うことに気づいた。




あれ…血塗れじゃない…


しかも着ている服は自分のサイズにぴったりだ。




なんで?
昨日、この服買ってないよ?




しかもこれは普段着ではなく、寝る時に着る服……つまり寝間着で色は黒。




もしかして…クラウスが買ってくれたの?




嬉しい…と頬を緩ませた瞬間、ある重要なことを思い出した。