捕えられた吸血鬼







「おっ、クリームパンか。そいつは一番自慢なパンだ」



「そうなんですか…?」



「ああ、うちじゃ人気NO1だからな」




おじさんはクリームパンを袋につめて、私に渡してくれた。




「あ、ありがとうございます!」



「いいってことよ。その代わり、気に入ったらまたうちに来いよ」




「はい!」



おじさんにお礼をした私は店を出て、歩きながら袋からパンを出す。




これが…噂のパン…

私は恐る恐るパクリとパンにかぶりつく。


……っ、お、美味しい!
こんな美味しい食べ物、食べたことない!


本当におじさんには感謝だ。
生涯かけて、ずっと感謝します。




それから暫く、パンをかぶりつきながら歩いていると、街の人が騒ぎ始めた。