捕えられた吸血鬼







「答えないの?もうそんな気力もない?純血様って意外と体力ないんだぁ…」




青年はがっかりしたような表情をし、手にはあのガラスの剣を持っていた。




「まぁ、いっか。純血の血は手に入ったし、今は大人しく寝ててね」



じっくり頂くからと青年はガラスの剣を私に振り下ろす。




ああ…私、ここで終わるんだ。



クラウスによって、殺されると思っていたのに…



……クラウスは私の屍を見てどう思うんだろう…


…っていうか、屍見るなんて無理か。
吸血鬼の最期は砂になって消えるんだから…




そう思い、覚悟を決め目を閉じる。