捕えられた吸血鬼







結局、逃げることしかない私だけど、状況が違うのだ。



ああ……クラウスから離れるんじゃなかった。



クラウスから離れたことを今後悔する私。



でも過ぎたことは仕方ない。
さて…まずこの状況をどうしよう…




「こんな事態に考え事?さすが純血様。余裕だね」




そう言って青年はまた能力を使って、周りに落ちてるガラスや石を浮上させ、私に目掛けて攻撃してくる。




ああもう!
面倒くさい!



こういう時に私も他の吸血鬼みたいに能力が使えたらいいのに…!