捕えられた吸血鬼








「そう言われると、着せたくなるなぁ」



「もう!クラウスは外に行ってて!」



「誰が代金払うの?アメリカは持ってる?」



「……っ」




悔しい!
かなり悔しい!


なんで私はクラウスに勝てない?
長く生きてる私の方が有利なはずなのに…っ!



「…クラウスなんて、嫌いだ…」



「いいよ、嫌ってても。ヴァンパイアに好かれたって嬉しくないからね」




吸血鬼差別だ!差別!
もうクラウスなんて、知らない!




適当に服をとってクラウスに渡し、そのまま店を出た。


後ろからクラウスの声が聞こえるけど、そんなの気にしない。