捕えられた吸血鬼





「なに、そのアホ面」



「な…っ!」



「大体さ、この三年間ずっとやってきたのに、今更やめるなんて言わないし、嫌だったらとっくの昔にやめてるよ。まぁ…アメリアがやめたいというなら、話は別だけど」



「ちが…!」



やめたいなんて、そんなこと一度も思ったことない。


クラウスと一緒にいられる時間が少しでも長くなるなら、私は自分の血をクラウスにずっと与え続けるよ。



「まぁ、アメリアがやめたいと言ってもやめてあげないけど」



「…え?」



「知ってた?吸血行為で恥ずかしがっているアメリアの顔ってさ…すごく苛めたくなるんだよね」



「…っはぁ!?」



急に何を言い出すの、この人は!
意味がわからない…っ!


だけど、わかることはただ一つ。
ここは危険だということ。


とりあえず、ここから逃げよう!