そもそも、毎日クラウスに吸血行為をさせているのは理由がある。
あの日…クラウスと再会したあの日に、セーファスさんから耳打ちで教えてくれた内容…
それは、純血の血をクラウスに与えること。
“純血の血は特別……だなんて、実際のところはわからない。
他の吸血鬼たちはそう言っているけど、俺たち純血は自分の血が特別だなんて思わないし、どんな効果があるかもわからない。
でも、試す価値はあると思う。
クラウスに純血の血を与えれば、もしかしたら…寿命は延びるかもしれないし、そうでもないかもしれない。
あるいは、違うところに効果があるかもしれない。
……まぁ、するかしないかはアメリアとクラウスが決めることだけどね。
だけど、もし…試してみたいなら…
その日から、やってみて”
……と言われたんだよね。
そして、クラウスにはこの家に到着してからそのことを話した。
最初はかなり怪訝そうな表情をしていたけど…
“まぁ…やってみる価値はあるかな…”
と、言っていたので、今日まで毎日ずっと吸血行為を行ってきた。


