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「…っ」
「もう少し我慢してて」
その日の真夜中。
明かりもつけない寝室。
仕事から帰ってきたクラウスと一緒にベッドの上で抱き合っていた。
……というのも…
耳元で自分の血を吸われる音を聞きながら、私はクラウスの背中に回している手に力を込める。
何度しても…この音には慣れない…っ
恥ずかしい…っ
クラウスの胸元に顔を埋めて恥ずかしさを紛らわせようとすると、彼は最後のひと舐めをした後に私から少し離れる。
その時に顔を上げさせられたけど…
「相変わらず…顔真っ赤だし、涙出てるし」
ふっと笑うクラウスに更に恥ずかしくなる私。
慣れないから仕方ないじゃない!


