「あんなに心配されて、恋人同士じゃないって……何かおかしくない?」
「え、そうなの?」
私的にはこれが普通…なんだけどね…
もしかして…人間と吸血鬼では、見方が違うのかな…
わかんないけど…
「でも私…クラウスに好かれてないよ?」
「はぁ!?」
カルーラさんはありえないという表情で声を上げる。
カルーラさんのそんな表情…初めて見たかも。
「好かれてない!?」
「うん」
クラウス…吸血鬼嫌いだしね…
あれから三年経った今でも気持ちは変わらないと思うし…
「意味がわからないわ!こうなったら…直接クラウスさんにき…」
「アメリア」
カルーラさんの言葉を遮って私を呼ぶ男の人の声。
それは、すぐ後ろから聞こえたもので…


