捕えられた吸血鬼






…っどうしよう…っ



嬉しすぎて…また泣きそうになってきた。




「アメリア、何してんの?置いて行くよ」



ノーマンと合流したクラウスは私の方へ振り返って、早く来いと言わんばかりに不機嫌な表情でそう言う。



「あ、ごめん待って!」



私は慌ててクラウスの元へ向かう。
こんなことで怒られるのは嫌だし。



「クラウスの家ってどっち?」



「あっちの道」



ノーマンの質問にクラウスは指差して答え、二人は前へと進む。



私は置いて行かれないように、後ろからついて行く。



「あ、そうだ」



突然クラウスは私の方へ振り向く。



え…なに…?



「俺の目に狂いはなかったね」



「え?」



「似合ってんじゃん。その白いワンピース」



あの時に買ったやつでしょ。というクラウスに私はぴたっと固まってしまった。



クラウスの隣で歩いていたノーマンも動きを止める。