「しかも、お前が俺に対する好きは他の奴らと同じレベルだしな…」
「え?レベル?」
「はい、気にしなくていいよー。こっちの独り言だから」
独り言って…でかい独り言だね…
それに、気にしなくていいって言われたら、気になっちゃうんだけど…
「…アメリアはさ、本当に後悔しないの?俺を選んだこと」
急に真剣な表情でそう尋ねてくるクラウスに私は縦に頷く。
「後悔なんて、しないよ。クラウスと離れていた方が後悔する。それに、私はクラウスに飼われてるんでしょ?」
クラウスに捕らわれたあの日から散々言われてきた言葉。
あの時はすごく嫌だったけど、今ならすんなり受け入れられる。
だって、そっちの方がクラウスと長く一緒にいられるでしょ?
「…っは、飼われてるって…お前…」
まだ覚えていたんだとクラウスはまるでバカにしてるようにくすくすと笑う。
クラウスが笑ってくれるのは嬉しいけど、今は全く嬉しくない。
だって、絶対にバカにしてるでしょ!


