「…俺といても幸せになれないって言ったのに…なんでまた戻って来るかな…」
「幸せなんて…それは私が決めることだもん。クラウスがいない生活なんて、幸せじゃないし、あのまま屋敷で過ごしても同じことだよ」
「でも…この先、必ずアメリアは一人になる。いついなくなるかわからない俺よりも純血の男とか探した方がいいんじゃない?」
「なんでそんなこと言うの?やっぱりクラウスは私が嫌い…?」
「……」
なんでそこで黙るの?
いつものように…嫌いって言えばいいのに…
クラウスが私のこと嫌いなのは、最初から知ってるんだから。
それでも、私はクラウスと一緒にいたいんだから…
最後の最後まで、一緒にいるんだから…!
「私のこと好きになって…なんて、言わないよ。ずっと嫌ったままでいいし、クラウスは私の未来のことまで考えなくていい。大切なのは今…この時間でしょ?私はクラウスと過ごす時間が大切だから、これから先もずっと一緒にいたいの」
私の気持ちはずっと変わらないから。
クラウスにそう言うと、彼は何故かぶはっと笑い出した。
え、なんで…?
私、真面目に話してるんだけど…


