捕えられた吸血鬼






「さてと……そろそろ本題に入ろうか」




クラウスのことで聞きに来たんだよね?と言うセーファス司令官に私は縦に頷く。



「クラウスって…今どこにいるんですか?警察内…?それともマンションにいるんですか?」



もし、マンションにいるのなら……そこまで歩いて行こう。



セーファス司令官の特訓のおかげで、マンションまでの道は覚えているから。



そう思っていると、セーファス司令官は静かに言葉を発する。



「残念ながら、クラウスはここにいないよ」



「…なら、マンションの方ですか?」


ということは…今日は非番なのかな?



そう思っていたけど、セーファス司令官は私の言葉に首を横に振る。