「え、その人……大丈夫だったんですか!?」
「だから危険なことじゃないって。それにその辺にいた人ってセオだし、セオは喜んで協力してくれたしね」
セオさん…
いくらセーファス司令官のお願いだからと言って断ってもいいと思うんだけど…
セーファス司令官に忠実すぎる…
「…まぁ、当たり障りない記憶を時間掛けてじっくりと操作してみたんだよね。…で、半日意識を失っていたセオに聞いてみたら…やっぱりその部分は記憶がなくなっていた」
結果は変わらないんだと思った。
なら、いつも通りさっと消せばいいだけ。
…そう思っていたんだけど、暫くしてセオの様子がおかしいことに気づいた。
セオはポーカーフェイスだけど、長年連れ添っている相手だから、ちょっとした変化でも見抜ける。


