捕えられた吸血鬼





するとまたお母様から名前を呼ばれ、私は慌てて返事をし、クローゼットの中から適当な服をとって、部屋を出た。




そして屋敷を出て、森の中を歩いていると、目の前には憧れの街が現れた。



これが街…っ!
すごい…っ、街が光り輝いている。
綺麗…


でも、夜だからか街の中を歩いている人は少ない。



もしこれが昼とかならば、沢山の人が歩いているのかな?


そんな景色も見てみたいなと思いながら、私はお母様と一緒に街の中を歩く。



そんな中、私はある店に足を止めた。



あれって…確か本に載っていたパンという食べ物だ!


ふわふわで焼きたてが一番美味しいって書いてあった。



暫くパン屋を見つめていると、お母様は私に声をかけた。



「アメリア、食べたいの?」



「食べたい!」



「じゃあ特別に一個だけよ」



お母様の言葉に頷き、私たちはパン屋に入る。


だけどこんな時間だからか、パンは疎らしか残っていなかった。



でも、どうしてもパンが食べたい私はどれがいいか迷っていると、奥からおじさんが現れた。