捕えられた吸血鬼







「…ほどほどにしとけよ?お前が言うとシャレにならない」



「だって、本気だし」



「…ごほん、えー…さっきの話だけど…」



ノーマンはヤバい雰囲気を感じ取ったのか、咳払いをし話を戻す。



そして、ノーマンは内ポケットから白い紙を取り出す。



「これ、見てくれ。お前が帰った後に依頼人が来た」



「ふーん…」



クラウスはソファーに寄りかかり、白い紙に書かれている文字を見ている。




「…で?なんで俺に?ノーマンでもいいじゃん」



「隊長がさ、今回は二人で討伐しろって言うの。今回はちょっとヤバそうだからって」



「まぁ…これは尋常じゃないね」




クラウスはそう言うけど、でもクラウスの表情はものすごく楽しそうに笑う。