捕えられた吸血鬼






それから少しだけアメリアと戦い、血を流しすぎた彼女は気を失ってしまい、俺はそんな彼女を横抱きに持ち上げる。



そこで改めてアメリアの顔を見る。



本当…綺麗になったよな。

だけど、まだあどけなさが残っている。


純血は成長するのが遅いのか?

…まぁ、どうでもいいけど。



取り敢えず、俺の部屋に帰るか。
今起きて暴れられたら面倒だし。



そう思いながら俺は王都にあるマンションへ戻る。


少ししてアメリアは目を覚ましたけど……血を流したせいで、すぐに発作を起こしてしまった。


なのに、血はいらないとか言って必死に発作に耐えようとするし…



これは思ったよりも、かなり深刻だな。



まぁ…こうなったのも俺のせいだし、セリアさんとの約束があるし、できる限りやるしかない。