………瞳?
瞳が…なに?
なんで、お母様はセーファス司令官の瞳に吃驚しているの?
「セリア、黙っててって言ったでしょ」
セーファス司令官は、再び低い声でお母様に言うと、お母様は慌てて自分の口元に手をやる。
また、私も再びセーファス司令官に対しての恐怖心が出てくると、セーファス司令官は頭を撫でる反対の手で私の背中を優しくさすってくれる。
…どうして、お母様にはあんなに冷たいのに、私にはこんなにも優しくしてくれるのだろうか。
……お母様の娘だから?
…うん、違うと思う。
それよりも、お母様が言っていたセーファス司令官の‘‘瞳”について。
どうして、お母様はあんなに吃驚していたのか。
そして、どうしてまたセーファス司令官はお母様に黙れと言ったのか。


