捕えられた吸血鬼






……だけど、この状況って一体…



あまりにも奇妙な状況に私は頭の中で?を浮かる。



なんで私はセーファス司令官に頭を撫でられているのだろうか?



さっき私がセーファス司令官から離れようとしたから?



……ううん、それだけじゃないと思う。



「…あの、セーファス司令官?」



思わずセーファス司令官を呼ぶと、彼は優しい声でうん?と返事してくれる。



「今この状況って…」



「ごめんね、アメリア」



この状況について聞こうとしたら、何故かセーファス司令官に謝られる。


…なんで?



「一応謝っておこうと思って。……まぁ、嫌われる可能性は高いけどね」



だから、一体何の話?


訳が分からず、更に頭の中で?が埋め尽くされる。



すると、お母様は何かに気づいたようで、震える口で小さく言葉を発する。




「お兄様………その瞳、もしかして……」