「最終確認だけど、本当にいいんだよね?」
「…最初から決めていたことだから」
セーファス司令官の言葉にクラウスは目を俯かせながら答える。
そんなクラウスにセーファス司令官はそう…と言葉を発した後、クラウスに背中を向ける。
「後悔、しないようにね」
そう言ったセーファス司令官はどこか、悲しそうな表情をしていて……
だけど、すぐに笑顔を作って私に近づく。
そこへお母様が声をあげる。
「お兄様!?アメリアに何をするつもりですか!?大体、まだ話も終ってな…っ!」
「セリア、暫く黙ってくれないかな?」
実の妹に冷酷な目で見つめ、低い声で言葉を発し、ものすごい威圧感を漂わせるセーファス司令官。
さすがのお母様も恐怖心で言葉が出ないようだ。


