捕えられた吸血鬼







「もう、アメリア!我儘言わないの!」




「昔のキミにそっくりじゃないか」



突然聞こえた声。
そして、聞き覚えがある声。



私たちは声がした方へ振り向くと、そこにはセーファス司令官がにこやかに立っていた。



なんで……ここにセーファス司令官が…?


それに、気配なんて…気づかなかった。




「…やっぱり、来てたんだ」



「そういう約束だったしね」



いやぁ…いつ俺の気配がバレるか心配だったよ。とセーファス司令官は笑いながらそう言うけど…


確かセーファス司令官って、気配を消すの得意だったはず…


またはブライアンさんが作った薬を使って…



本当は…余裕で私たちの様子を伺っていたんじゃないだろうか…