「…よしっ」 ようやく朝日が昇り、私は周りの気配を探る。 …誰も起きてる気配はない。 どうやらみんな寝たみたいだ。 私はお気に入りの黒いワンピースに着替える。 本に吸血鬼は陽に弱いと書いてあったから、一応帽子も被っておこう。 そして履き慣れた黒いパンプスで、私は自分の部屋を出る。 そして屋敷の裏側から出て、森の中へ入る。 初めての外にテンションが上がる私は、急いで街へと向かう。 …この後、何が起こることも知らずに…