捕えられた吸血鬼





お母様は先程の表情と一変し、笑顔で人差し指を立てる。




「…おねがい…?」



「そうよ」



お母様は笑顔を崩さずに私の質問に答えてくれる。



「アメリアの血の克服」



「!?」



「クラウスのせいで、アメリアはそうなってしまったんだから、責任をとってもらうのは当然でしょ」



お母様がクラウスにした一つの願い。
それは…私の血の克服…



だから……クラウスはずっと私に血を与え続けてきたの?


嫌だと拒んでも、無理矢理血を与えたのは…お母様との約束があったから….?




「本当は、近々アメリアを外に連れ出して、クラウスに任せるつもりだったのよ。でもその前にアメリアが屋敷を飛び出しちゃったから、すぐにクラウスに連絡したのよ」