恐る恐る後ろへ振り向くと…そこにはにっこりと微笑む女性。
「久しぶりね、アメリア。元気だった?」
そして、その人物は…
「……おかあ…さま…」
セリア・メイフィールド。
純血の吸血鬼。
私の、母親だった。
「セリアさん。大人しく待てなかったんですか?」
「だって、アメリアの気配が一向に動かなかったんだもの。大人しく待っていたら、いつになるかわからないし」
「…まぁ、そうですね」
普通に話す二人。
だけど…普段ならあり得ない組み合わせ。
この二人の関係って…一体…
私の表情で読み取ったのか、お母様はくすりと笑う。
「気になる?私とクラウスの関係」
お母様は私から離れて、クラウスの隣へと移動する。


