捕えられた吸血鬼






だけど…これもアイスだなんて…




はぁ…と落ち込んでいると、クラウスは呆れ顔で私に質問する。




「……もしかして、また本情報?」



「うん…」



「アメリアって、一体どんなジャンルのものを読んでいるわけ?幅広すぎ」



そうかな?
私の部屋には沢山の本が並んでいるし、外に行けないからという理由で両親が本を買ってきてくれるのだ。



まぁ…そのおかげで、外への憧れは強くなったわけだけど…



そう思っていると、クラウスからアイス付きのスプーンを口に突っ込まれる。



「んぐ…っ」



「つべこべ言わずに食ってみろよ。っていうか食え。せっかく買ってやったんだから」



クラウスは少しイラつきながらも、私の口にスプーンを突っ込んだまま手を離す。