捕えられた吸血鬼







「意味がわからない」



「俺…この前見かけたんだよ。先日街の中でクラウスが女性と歩いていたのを…」



ノーマンはソファーの上で膝立ちをし、クラウスの方に体を向ける。




すると、クラウスは溜息を吐き…



「よりによって…お前に見られるなんて…」



「なに、その心外そうな顔は。それに、あの時クラウスは白い制服を着ていただろ?あれ結構目立つんだよ」



「ふーん」



すっかり興味なくしたクラウスはジャケットを脱ぎ、それをソファーの背もたれにかける。



「もしかして、彼女か!?」



「なわけないじゃん」



何ありえないこと言ってんの?とクラウスは私の向かい側のソファーに腰をかける。