そう言うノーマンに私は少し気分が沈んでいく。
やっぱり…コーネリアには優しかったんだ。
特別…って言っていたし。
「俺もそれが当たり前になっていたんだ。でも…アメリアに対しては全く違ったんだ」
「…え?」
「俺も吃驚したよ。あんなに女性に冷たくて関わらなかったクラウスが、アメリアを自分の部屋に住まわせたり、世話をしたり、自分以外の人がアメリアに構っていたら不機嫌になったり……もう言っていたらキリがないよ」
ノーマンは自分の指を曲げながらそう言って、表情はどこか嬉しそうだ。
…そうだったんだ。
私にとってはそれが当たり前だったけど、昔から知っているノーマンにとっては、考えられないことなんだ。
「それに、アメリアがピンチの時は、いつもクラウスが助けに来てくれるでしょ?この前の出張の時、一回アメリアは俺たちから離れて行ったでしょ?あの時のクラウスったら、慌てて追いかけて行ったし」
それって…みんなが吸血鬼に対してどう思っているか知った時のことだよね…
あの時は発作を起こして余裕がなかったから、あまりその時の状況は覚えてないけど…
クラウス……慌てて追いかけてきてくれたんだ…


