捕えられた吸血鬼








「それに、指だったら怖くないんじゃないの?そこまで致命傷にはならないし」



アメリアだって、もう限界なんじゃないの?と言うクラウスに言葉が詰まる。



本当に…大丈夫、なんだよね?
死なない…んだよね?



いつものように拒否したいけど…自分が思っているよりも体は限界のようで……もう、抗えなくなってきている。



私は恐る恐るクラウスの腕を掴んで、じっとクラウスの指を見つめる。



あまりにも進まない私にクラウスが脅しにかかる。


「あと1分でしないと、強制的に首元からさせるからね」



少しぐらい…時間くれたっていいのに…


クラウスのせっかち…