捕えられた吸血鬼






「……最高の、お仕置き?」



「そう。ただ俺の血を飲めばいいだけの話」



しかも首からね。というクラウスに私は目を見開いた。



クラウスの血を飲む?
しかも…首から直接…?
そんなの……



「…無理だよ。まだそんな勇気ないし」



この前、血を舐めただけでも精一杯だったのに…


…確かに、少しずつ克服していこうと思ったけど、やっぱり私にとってはまだハードルが高すぎる。


なのに…



「そんなの、アメリアに拒否権なんてあるわけないでしょ」



目の前の悪魔はそんな簡単には許してくれない。


ああ…私のバカ。
いくら、クラウスを止めるためだとはいえ、勝手に練習台にするんじゃなかった。



結局、自分の首を絞めるだけだ。