捕えられた吸血鬼






あ…やばい。
かなり怒ってらっしゃる。




冷汗が流れる中、クラウスは綺麗な笑みを浮かべる。



「早くこれを解いてくれないかな?今ならまだ許せるから」



そのわりには、全く目が笑ってないんですけど!



…それに……



「えっと…ごめんね、クラウス。あと5分ぐらいはそのままなの…」



「5分過ぎれば元に戻るから安心してね」




私の言葉にセーファス司令官は付け加え、クラウスにそう伝える。




「…じゃあ、その間はこのままってことだろ?」


「そうだね」



「……まじで、ふざけんなよ」




怒りMAXになったクラウス。



そして、



「アメリア、帰ったら覚えておけよ」



怒りの矛先は当然私に向けられた。



何だか、死刑宣告を受けた気分なんですけど…
私…大丈夫かな…….