捕えられた吸血鬼







「…アメリア、あれは…」



「それって…クラウスの寿命に関係してるの?」



「はぁ!?」



あれ…違うの?
だって、前にセーファス司令官がそう言っていたけど…


でも、クラウスの反応を見る限り、どうやら違うみたいだ。


じゃあ…時間がないって、何が?



「…アメリア、その話…誰から聞いたの?」



「セーファス司令官」



あいつか…とクラウスは舌打ちしながら、あさっての方向へ睨みつける。



そして、クラウスは静かに息を吐き、私の方へ視線を向ける。



「…そうだね。確かに俺はもう長くないよ。普通の人間だったら、もうとっくにこの世にはいないだろうし」




クラウスはサラダ作りを再開させ、皿に盛りつけていく。