捕えられた吸血鬼






「決まりだね。じゃあ毎日ここに来てね」



「………え、毎日?」




「そうだよ。毎日しなきゃ上手くならないし」



クラウスには俺から言っておくから、安心してね。とセーファス司令官は言うけど…



いや、安心とかそういう問題じゃないんだけど…



そう思っていると司令官室のドアがバンッと開き、姿を現したのは、一日中不機嫌なクラウスだった。



「黙って聞いてれば…何勝手に決めてんの?」



「クラウス!?」




あれ?確かブライアンさんのところに行くって言ってなかった?



もう用事は済んだのかな。




「クラウス、ちょうどいいところに来たね」



クラウスとは真逆にものすごく良い笑顔を浮かべるセーファス司令官。



なに….この二人の温度差は…
激しすぎる。



「そんなの、俺が許すわけないじゃん」



私とセーファス司令官の会話を盗み聞きしていたのか、クラウスはセーファス司令官に近づき、鋭い目つきで睨みつける。