「あの時は必死でクラウスを止めようとしたからね。無意識に能力を発揮することができた。それがもし、無意識ではなく、自分の思うままに能力を発揮できるとしたら…いいと思わない?」
確かに…
自分の能力を自由に使えるようになったら、どれだけいいか。
でも先日、‘‘練習したら使えるようになる”と言われたけど、その練習って一体……なんだろう…
「それに、自由に使えるようになったら、クラウスの動きを止めることができる。今後は自分の身も守れるようになるよ」
「クラウスを…」
止めることができる。
そっか……普段クラウスに意地悪されているけど、その分の仕返しもできるようになるんだ。
「私、自分の能力を自由に使いたいです!練習したいです!」
元気よくセーファス司令官に返事すると、彼は綺麗な笑みを浮かべる。


