捕えられた吸血鬼








「さて、ここでヴァンパイアに選択権を与えよう」



「せんたく…けん…,?」



え、なにそれ。
選択権って、なに?


頭の中は?で埋め尽くされてるが、男はどんどん話を進めていく。



「①、大人しく俺と出掛けるか。②、あっさり俺に殺されるか。③、一週間飢えの状態で過ごすか。さあて、どれがいい?」



男は指を立てながら、表情はかなりいい笑顔。
そして、その口からはとんでもない言葉が出てくる。




「俺的には③がいいなぁ。ヴァンパイアが苦しむ表情って堪らないし、焦らすのも悪くない」



昨日と同じ。
男は顔を歪ませ、非常に楽しそうな笑み。


③は絶対に嫌!
この男がそう言うなら、③は地獄。
たださえ、あれはかなり辛いんだから。