一度釈放したけど、再び犯罪をおかした。
これはもう……当然の結果だよね。
‘‘長”からの許可もいただいているし。
クラウスと同行し、拘束している森へと近づく。
「その吸血鬼は俺を見て怯んだ。とても怯えていた目をしていたよ」
…きっと、セーファス司令官はその男に殺気を向けていたに違いない。
クラウスは…どうだったんだろう。
最悪の状況で、初めての…父親との対面。
「クラウスは……本当にすごいよね。実の父親に殺気を向けて銃を構えるんだから」
普通ならば、どんな状況でも実の父親と対面した時、少しは情があり銃を構えるのにも、躊躇うはずだ。
だけど、クラウスはそれが一切なかった。


